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美味しんぼが実社会で役に立った話〜その①〜

雑談

僕が23歳の時の話です。

とあるワインバーでアルバイトをしていました。

ジャズクラブの要素もあり、ややナイトワーク系のバーだったんです。

 

当時の僕は、ナイトワーク特有の接客が全くできず(良いタイミングで水割りを作る、氷を替える、一杯飲ませてもらって売上を上げる、など)、役立たずのレッテルを貼られてました。

 

ある時、そのバーのオーナーが中華料理店ですごくおいしいスープを食べたと、ただそのスープの名前が思い出せないと話をしていました。

#ミルクボーイではない

 

すかさず「仏跳牆(ファッチューチョン)のことですか?」と声を掛けたら、オーナーの僕に対する目が変わりました。👀

「君が何でそんなものを知ってる!?」と。

修行中の僧侶が脱走してまで食べにいったとされるスープですね、と被せると「おぉ、、(こいつ侮れねぇ)」と絶句していました。

 

これこそただ美味しんぼで読んでただけの知識。

それがきっかけだったかは分かりませんが、その後そのオーナーに良いワインをたくさん飲ませてもらい、おいしいご飯をご馳走になる機会も増え、ワインスクールを紹介してもらい、ソムリエ資格まで取ることになるのでした。

このワインバーは閉店してしまいましたが、このオーナーとは今も親交があります。

まだ仏跳牆を食べに連れていってもらったことはありません!

 

仏跳牆(ファッチューチョン)の話は、美味しんぼ第9巻収録「食べない理由」に出てきます。

余談ですが、この話はアニメ「美味しんぼ」で再放送・配信されない欠番扱いらしいです。

仏跳牆の材料に使われたハクビシンが、2003年頃流行ったSARS(重症急性呼吸器症候群)の一連の騒動で、人に感染する際の中間宿主としてに挙げられたことによるものだそうです。