- ワイナリーの成り立ち
ボデガス シエラ ノルテの歴史は1914年から始まります。
彼らは故郷の村カンポロブレス(スペイン東部バレンシア州)に8,000平方メートルの広大な土地を持っており、ボバル品種のブドウ園を作りました。
周囲の農家は積極的に穀物を植えたのに対し、彼らがブドウの木を植えたそのインスピレーションに沿った行動は、結果的に大成功を納めます。
1950年代に、農場の経営は息子の代に引き継がれます。
彼らはブドウ園を7倍の規模に拡げ、父親が植えたボバルのブドウに加えて、ボバルとブレンドするのに優れた品種であることが証明されたテンプラニーリョを導入しました。
その後も積極的にブドウ園を拡張し、ブドウ品種も増やしていきますが、これまでブドウをバイヤーに売ることをビジネスにしていました。
- ワイン造りをスタート
その後も積極的にブドウ園を拡張し、ブドウ品種も増やしていきますが、これまでブドウをバイヤーに売ることをビジネスにしていました。
自分たちでワインを造るため、ボデガス シエラ ノルテを始めたのが1999年です。
早くも翌年の2000年には、すべてのブドウ園がスペインの有機農業委員会によって正式にオーガニック認定を受けました。
初のオリジナルワインであるアナントシリーズには、代々受け継がれてきた土地に感謝の気持ちを込めてラベルに蝶が描かれています。
カタビナムワールドワイン&スピリッツ コンペティション2020では銀賞を受賞しました!- 醸造に関して
ブドウの収穫からワインの瓶詰めまで、ブドウ品種のポテンシャルを最大限に引き出すために細心の注意が払われています。
収穫したブドウは10℃ぐらいの低温で何もせずそのままタンクの中で寝かします。
ブドウ果皮がゆっくり破れワインの重要な要素となるタンニンやフェノール、アントシアニンなどがゆっくり抽出します。
その後約2週間、穏やかなポンプオーバー(発酵槽の中を攪拌)をしながら、温度制御の上、発酵させていきます。
ポンプオーバータンク- 主要品種はボバル
使われるブドウは品種は、ボバル65%、テンプラニーリョ35%のブレンドです。(平均樹齢35年)
ボバルはこの土地固有のブドウ品種です!
カンポロブレス村が所在する格付けワイン産地:DO ウティエル・レケーナでは全体のブドウ栽培面積の70%を占めており、この地域の気候、地質に非常に適しています。固有品種に注目が集まる昨今のブームにも乗り、ここ数年で各ワイナリーにおけるボバルの栽培、醸造技術は大変進歩しました。
DO ウティエル・レケーナの個性を完璧に表現できる、すばらしいポテンシャルを持ったブドウ品種がボバルです。
暗いガーネットチェリー色、レッドベリーやイチゴ、ブラックベリーの複雑な香り。柔らかいタンニンと非常に濃厚味わいが楽しめます。
テンプラニーリョの事はこちらの商品で解説していますので参照ください!
↓↓↓カミーノ ティント【byボデガス パッラ ヒメネス】
- サステイナブルが大事
ワイン造りはサステイナブル(持続可能)の哲学を持って行われます。
サステイナブルの言葉には農法や醸造における環境への配慮はもちろんのこと、経済、社会的な視点も意識して、長期的にワイナリー経営を存続させ、そこで働く従業員を守る意味合いも含まれます。
サステイナブルは全てが出来上がったワインの味わいに直結するものではないかもしれません。
今世界中で造られるワインの品質がどんどん上がっていて、品質だけでは差別化が図りにくくなってきています。
そんな中、消費者がどんなワイナリーからワインを買いたいかが重要ポイントになってきた場合、ワイナリーの哲学や取り組みが一層注目されることになると思います!
2014年シャンパーニュ地方を筆頭に、サステイナブルワインの認証制度が世界各国で広まっています!!(いずれ日本でも)- 商品詳細
名称(原語):Bodegas Sierra Norte/Sierra Norte Ananto Tinto 3000ml Bag in Box
ヴィンテージ:2018
地区:スペイン バレンシア
タイプ:赤 ミディアム
ブドウ品種:ボバル65%、テンプラニーリョ35%
アルコール度数:13.5%
容量:3,000ml
箱サイズ(cm):幅18×奥行き9×高さ25 (0.5cm単位、端数は切り上げ)
その他:オーガニック認証:EU・欧州委員会、CAECV(バレンシア有機農業委員会)
シエラ ノルテ アナント ティント
【byボデガス シエラ ノルテ】
¥4,015(税込)